CFDとは『Contracts For Difference』の略で、日本語に直すと『差金決済取引』となります。差金決済とはFXのように最初に証拠金を業者に預けておいて、あとはトレードの運用益・運用損の分を証拠金に反映させていくトレード方法です。
FXは為替取引を対象としていますが、CFDは国内・海外の株式、株価指数、債券、ETFなどが投資の対象になります。レバレッジをかけられること、買いだけではなく売りからも取引を開始できること、証拠金が必要であること、BidとAskの2つの価格設定があってスプレッドが存在することなど共通点も多く、FXに慣れているトレーダーにとってはすぐに親しめる資産運用方法と言えるでしょう。
金融庁が上限を課す方針を掲げてパブリックコメントを求めていましたので、いずれはFX同様に規制の対象になる可能性があります。ただ、新興の金融サービスのため今回の規制対象には含まれておらず、まだまだレバレッジを高く設定して資産運用できる手段です。一方で、株式相場は為替相場よりもさらに値動きが激しい市場となっていますので、レバレッジの設定を間違えてしまうとひどい損失を被ってしまうリスクもはらんでいます。
最近になるまではあまり耳にしない金融商品だったのですが、規制により最大レバレッジの設定が制限されることが決まり、ハイリスク・ハイリターンな金融商品を求める層の取り込みを狙ってなのか、2009年ごろになってから急にその名前を見る機会が増えてきた印象があります。先に触れたようにFXとの共通点も多く、ポストFXとみなされている傾向もあり、商品先物系列のFX会社などにはCFDの取り扱いを始めたところも出てきています。