2010年実施のFX規制で変わること

トレーダーへの影響は? 淘汰を乗り越える会社はドコ?

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外為法改正で始まったFX

そもそも禁止されていた為替取引

FXは為替取引の差金決済で資産を運用していく仕組みですが、実は結構最近の1998年まで、日本での個人による為替取引は禁止されていました。せいぜい認められていたのは、外貨預金・外貨MMFまでだったのです。

その理由には、国民が自由に為替取引を行うことで日本円の価値が変動した場合、政府の管理を困難にする要因が増えてしまいます。日本政府としては輸出立国の立場もありますから、自国の通貨が急激に高くなったり安くなったりするのは好ましくありませんでした。

しかしその一方で、経済のグローバル化が進む中、日本だけ為替取引市場を閉じていることに世界で批判の声が上がり始めました。また、日本の金融業の発展を阻害する側面も出始めて、ついに政府も対外取引を自由化する踏ん切りをつけたわけです。

さて、金融ビッグバンにより日本の金融業界が大幅に規制緩和の方向に向かったのは「FXのきっかけになった金融ビッグバン」のページでも触れました。こうした背景もあって、1998年の「外国為替及び外国貿易管理法」(外為法)が改正されたことにより、個人でも為替取引に手を出すことができるようになりました。

日本でのスタートは商品先物会社から

そうして日本でも解禁されたFXですが、先駆け的にそのサービスを提供したのは、それまで商品先物を手がけていた企業でした。FXは証拠金を最初に預けて、トレードによって生まれた収支を反映させて行く差金決済型の取引ですが、商品先物も同様な形で行うトレードです。ですから、商品先物をやっていた人にとっては、「同じような商品が増えただけ」ということで心理的な障壁も低く、手を出しやすかったのでしょう。

こうした背景もあり、日本でのFXは商品先物取引の業者・ユーザーを中心に広まっていったようです。

 
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