2010年実施のFX規制で変わること

トレーダーへの影響は? 淘汰を乗り越える会社はドコ?

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FX解禁のきっかけになった金融ビッグバン

イギリスの成功に倣った日本版ビッグバン

日本の金融ビッグバンは、イギリスが1986年に実施して経済復興に成功したビッグバンにならった政策です。イギリスではサッチャー政権下、低迷する金融業に一石を投じるため、さまざまな規制を取り払って競争原理を取り戻させました。その政策が功を奏して、イギリスポンドの世界的な影響力は復活してきたわけですが、日本でも1996年からそれにならって、橋本龍太郎政権下において金融ビッグバンが行われたのです。

イギリスと日本の政策はどちらも、競争原理を優先させることで経済活動を活性化させる手法でしたので、経済の復興と引き換えに国民の経済格差拡大を招くリスクもはらんでいました。その結果は、皆さんも現在の生活の中で実感されていることと思います。金融ビッグバンは、功罪ともに影響力の大きかった政策だったのです。

ネット証券の流行は金融ビッグバンのおかげ

少し話がそれてしまいました。さて、日本では金融ビッグバンの中、

  • 投資信託の商品多様化
  • 証券総合口座の導入
  • デリバティブ商品の認可
  • 外国為替法の改正
  • 証券会社の業務多角化
  • 保険会社とほかの金融会社との間の参入許可
  • 取引所集中業務の撤廃

といった変化を遂げながら、「Free、Fair、Global」の3原則を掲げて市場を開放してきました。FXが広まる前にはネット証券が流行していましたが、ネット証券が許されたのもこの金融ビッグバンによって規制が緩和されたおかげです。

保険業界なども新保険業法が1996年に成立し、銀行・証券会社などの参入許可、損害保険の保険料自由化などが行われ、自由競争へとガラリと変わりました。近頃では保険でも保険料が割安なネット専業の会社などが現れ始めていますが、そうした新ビジネスが許されたのも、この金融ビッグバンがきっかけとなっているのです。

 
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