2008年秋のリーマンショックの影響の大きさからもわかるように、金融業界の状況は生活と密接に関わっており、大きなインパクトを及ぼしかねないものです。それだけに、政府によるコントロールは必要不可欠な面があり、金融業界と規制は切っても切り離せない関係にあります。
これは金融ビジネスを手がける業者も同様で、例えば一時は隆盛を誇っていた消費者金融も監視や取締りの強化により、一気に衰退産業へと変わってしまいました。この背景には、消費者金融から金を借りたはいいものの返済できずに自殺に追い込まれる消費者が増えてきたり、暴力団との関わりが懸念され始めたためであることは、ご存知の方も多いことでしょう。
ある意味、今回のFX規制も「投機的」「個人消費者が借金で苦しむ」といった点が官庁の目につくようになってきたから起こった話でもあるわけですが、逆に言うと、官庁の許可が無ければFXのような新興の金融市場は生まれることすらできなかったという事実もあるのです。このカテゴリでは、そうしたFXと政策・規制の歴史についてお話ししていきましょう。
◆FX解禁のきっかけになった金融ビッグバン
FXという資産運用方法が始まるきっかけになったのは、橋本龍太郎総理の下で進められた「金融ビッグバン」と呼ばれる金融制度改革です。金融ビッグバンとはどういった出来事だったのか、見てみましょう。
◆外為法改正で始まったFX
FXは前述の金融ビッグバンの流れの中で生まれた金融商品です。その経緯を紹介します。
◆法改正で業界健全化
当初は無秩序状態だったFX業界も、2005年にまず最初の規制が課せられたことで一定の秩序が生まれました。2005年に何が起きたのか、取り上げます。
◆信託保全+レバレッジ規制
そして今回制限されたのが信託保全の徹底とレバレッジの上限規制。結果の部分を取り上げてきましたが、規制が決まるまで、どのようなやり取りがあったのか詳述します。